エイズ検査方法
まず、症状から判断しない
エイズの初期症状は風邪やインフルエンザの症状と似ているため、エイズ専用の血液検査をしない限りエイズ感染を確定できない。
事実、上記の症状以外にもエイズ患者に多い病的症状が確認されており、それらの主な共通点として免疫力の低下が挙げられる。
しかし、エイズに感染していると診断するにはその免疫力低下の要因がエイズウイルスであると認知されなければならず、したがってエイズ専用の認知検査受診が必要になる。
焦らず、医師の指示に従って
エイズ感染者との性行為で感染者の体液が何らかの形で未感染者の体内に侵入した場合、未感染者は出来るだけ早く医師の診察を受けることが望ましい。
しかし、性行為からすぐにエイズウイルスを未感染者の体内に確認するのは難しく、ウイルスがエイズ感染を特定できる程度侵食するまでに2週間から3ヶ月かかるとされる。
したがって、感染の可能性を疑う場合はまず意思に相談し、医師の指示に従うのがよい。
エイズ感染を特定するための血液検査は病院や保健所で受けることが出来る。
しかし、保健所では性行為後最長90日経過していないと検査を受けられない場合がある。
即日検査が出来るかどうかは混雑状況によるが、急を要する場合はプライベートの病院の方が柔軟に対応してくれる場合が多い。
また、血液検査の結果を待つ期間も病院と保険所とでは異なり、保健所のほうが比較的時間がかかる。
病院でも保健所でも、診察は匿名で出来ることがある。
またエイズ専用の血液検査のみ夜間でも受けられる病院も増えてきており、不安感を軽減してくれる。
検査キットで自宅で検査
エイズはもちろんその他性感染症の感染を確かめることが出来る検査キットが取り扱い薬局やオンラインで購入できる。
この場合2つのタイプがあり、1つ目は自身の血液を採取し専門の検査機関に郵送するタイプ、もうひとつは血液結果から自身で診断できるよう設計されたタイプである。
前者の場合、検査結果が出るまでに時間がかかるが検査結果は正確になる。これに比べて後者は自身の判断になりかねず、信憑性が疑われる場合が多い。?